2025/12/01
カカオ豆由来の原料を一切使わない業務用ミルクチョコレート風素材「アノザM」
#ノンカカオ #チョコレート代替
2025/12/01
#ノンカカオ #チョコレート代替

2025年、カカオ豆の価格は依然として高値圏で推移し、乱高下が続いています。
異常気象や病害の影響による品質リスク、さらに世界的な需要水準の高さから、安定した調達は引き続き困難な状況です。
その結果、製菓業界の皆さまからは「原料コストが読めない」「新しい選択肢が欲しい」といった声を多くいただいています。
そんな悩みを少しでも解決したい――
不二製油が新しく開発したのが「アノザM」です。
「ただのチョコレート代替物(Replacer)とはなりたくない。もう一つ(Another)の“ミルク(M)”として、世の中に浸透してほしい。そして、チョコレートと共に、世の中を豊かにしてほしい。」
そんな想いを込めてつくりました。
主原料はエンドウ豆パウダーとキャロブパウダー。
カカオ原料は使っていませんが、ミルクチョコレートのような香りと味わいに仕上げています。
ナッティで香ばしい香り、まろやかでミルキーなコク、シャープなくちどけぜひ一度、お試しください。
※通常のテンパリングチョコレートと同様に扱えますので、既存の製法にスムーズに取り入れられます。
「カカオなしでチョコレート味?」
その挑戦の核心は――**“原料をイメージさせない工夫”**にありました。
この開発秘話について、チョコレート開発部の石渡さんにお話を伺いました。
Q:なぜカカオを使わないチョコレートを?
「不二製油では1955年から代替油脂の研究を続けています。これまでカカオバター代替油脂とカカオパウダーを組み合わせた製品を展開してきましたが、 “カカオパウダーすら使わない”新しい挑戦をしたいと考えました。」
Q:開発で一番苦労したのは?
「カカオらしい風味をどう再現するかです。約1年かけて、豆類や穀物など数十種類を取り寄せて選定・試作を繰り返しました。そら豆、インゲン豆、大麦、麦芽など候補は多かったのですが、色や味のバランスが難しく、チョコレートらしさを出せないものも多くありました。」
Q:最終的に選ばれた原料は?
「エンドウ豆パウダーとキャロブ(イナゴ豆)パウダーです。エンドウ豆のロースト感やナッツ感、キャロブの発酵感やカラメル感が、カカオに近い複雑な風味を生み出しました。さらに重要だったのは、素材の味がイメージされにくいこと。この2つはチョコレートらしさを出すうえで理想的でした。」
Q:なぜ、原料をイメージできないことが大事なのでしょうか?
「例えば大豆パウダーだと“きなこ味”を連想されますよね。原料の存在感が強すぎると代替になりにくいからです。そこで原料や配合割合を工夫し、原料独自の主張を抑えました。こうして“アノザMならではの風味”を実現できました。発売後、チョコレートの置き換えにとどまらず、新しい食品素材としても評価いただいています。」
Q:おすすめの使い方はありますか?
「アノザの風味は、コーヒー的な味とかナッツ的なロースト香と表現される方が多いので、そういった素材との組合せ菓子にお使いいただくと、相性が良いのではないかと思います。」
Q:今後の展望は?
「現在、アノザMはミルクタイプのみですが、ダークタイプにも挑戦したいです。また、少ないカカオでもチョコ感を楽しめる高パフォーマンスな製品も開発していきます。」
※用途写真は、使用イメージです。
「今までにない全く新しい食材として、創作意欲が掻き立てられる」
「この素材はメインを張れる原料。いろんな素材と組み合わせたい!」
豆乳クリームバター
#豆乳 #USS製法
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