2026/10/02

  • 調理

MIRA-Dashi採用事例 EIBUN palette(エイブン パレット)

#MIRA-Dash#海外展開#ヴィーガン#インバウンド

人気の沖縄そば専門店を展開するEIBUNが、満を持して4店舗目となる新店「EIBUN palette」をオープン。那覇市のデパートリウボウとの協業により、インバウンド観光客の多い一等地に出店したこの店舗では、構想から数年、試行錯誤を重ねてきた渾身のヴィーガン沖縄そばを提供しています。今回は、代表取締役の中村栄文様に、その開発の背景からMIRA-Dashiとの出会い、お客様の反応、そして海外展開のビジョンまで、詳しくお話を伺いました。

EIBUN_ヴィーガン牛もやしそば

目次

  1. 新店舗オープンの背景──世界に羽ばたく沖縄そばを目指して
  2. 採用理由──海外展開に必要だった味の再現性と安定性
  3. お客様の反応やご評価──「本当に動物性は入ってないの?」
  4. 今後の展開──沖縄そばを、世界の四大麺料理へ

1. 新店舗オープンの背景──世界に羽ばたく沖縄そばを目指して

新店舗EIBUN paletteは、海外展開への試金石とお聞きしました。

EIBUN代表取締役中村様

EIBUN paletteは、EIBUNの4号店としてオープンしました。海外展開を見据え、新しいことに挑戦するための店舗です。
海外進出に向けてさまざまな調査を進める中で、ヴィーガンメニューの必要性を強く感じるようになりました。これまでも何度かメニュー開発に取り組んできましたが、なかなか納得のいくものができずにいたんです。
そんな中、デパートリウボウさんと「沖縄そばを海外に発信したい」という話が持ち上がり、さらにインバウンド観光客の多い一等地に空き店舗が出たことも重なって、EIBUN paletteをオープンすることになりました。
これを機にヴィーガンメニューの提供を決意し、本腰を入れて開発に取り組みました。

どのようなヴィーガンメニューを目指していたのでしょうか?

日本のヴィーガン料理は、おしゃれな感覚のものが多いですよね。 まだまだヴィーガン文化自体が広く浸透しておらず、ニッチな存在だと思います。 一方で海外ではヴィーガンの人も多く、大豆ミートやハンバーガーなど、がっつり食べられるものも多い。 当店の沖縄そばについても、普通の人が食べても満足感があるものを作ろうと思いました。
そこで、沖縄そばの一種でボリューム感のある「牛もやしそば」を軸に、メニュー開発をしました。
にんにく醤油で味付けした牛もやしがMIRA-Dashiと相性がよく、動物性原料を使用していなくても、沖縄そばとしてしっかり味がまとまり、満足感のある一杯に仕上がりました。
沖縄ではもやしは意外と高級野菜なのですが、ふんだんに使っています。

2. 採用理由──海外展開に必要だった味の再現性と安定性

MIRA-Dashiを試してみたときの最初の印象を教えてください。

MIRA-Dashi C400(カツオタイプ)を試飲したときに、正直言って、「今までやってきたことって何だったの?」って思うくらい、カツオ出汁の再現度の高さに驚きました。海外を視野に入れ、 この数年間考えてきたさまざまな課題が解決するかもしれない、と感じた瞬間でしたね。
以前、白菜やしいたけの乾物で出汁をとる方法も試しましたが、時間がかかるうえ、そもそも沖縄県内は野菜が高い。手間もコストもかかる一方で、提供価格を上げすぎるわけにもいかない。また、味自体はおいしくできても、カツオ感を出すのがどうしても難しかったんです。MIRA-Dashiは手間と価格のバランスもよく、気に入っています。
通常の沖縄そばは、一番出汁と豚骨スープ、それに調味料を合わせて仕立てているんですが、一番出汁の部分にはMIRA-Dashi C400(カツオタイプ)ベースのダシを、豚骨の部分にはMIRA-Dashi MIRA-Dashi C820P(白湯タイプの粉末)を使用し、ミックスしています。

調理現場で使ってみて、どのようなメリットを感じていますか?

僕が現場に入って、0から10まで全部やらなくても、スタッフに任せて味のブレが出ないところですね。 誰が作ってもブレがない。もちろん微調整はありますけど、ベースの味は安定しています。
海外展開を考えたときにも、日本とは文化の異なる海外の方に調理をしてもらうことになるので、味のブレが課題になると予想されます。誰が作っても安定して同じ味になるというのは大きなメリットだと思います。

お客様の反応やご評価──「本当に動物性は入ってないの?」

提供開始後、お客様からはどのような反応がありますか?

ヴィーガン牛もやしそばの調理過程

食べていただいたお客様の反応は、とても良いですね。
味については「おいしかった」と言っていただけますし、「本当に動物性は入っていないの?」と驚かれることも多いです。
私たちが目指したのは「ヴィーガンだから」選ばれる一杯ではなく、「誰が食べてもおいしい」沖縄そばとして選ばれる一杯です。
沖縄そばは、最後までストレートにおいしさを楽しめるのが特徴だと思っています。 ラーメンは、食べ始めはおいしいのですが、だんだん食べ疲れてくることもあるので、そこが沖縄そばとの違いですね。
その沖縄そばらしい満足感は、MIRA-Dashiのおかげで、動物性原料を使わなくても十分に表現できたと感じています。
普段、ヴィーガン食に馴染みのないお客様に沖縄そばとして「おいしい」とご満足いただけていることがとても嬉しいです。

ー実際に食べてみても、牛もやしの食べ応えがありながら、最後までおいしく食べられました。クセになりそうです。

ありがとうございます。自分の店に来てほしいという気持ちはもちろんありますけど、沖縄そば自体を好きになってもらって、ほかのお店も巡ってほしいと思っています。

今後はどのようなメニューを展開していきたいですか?

今後は、海外に向け担々麺のようなヴィーガンメニューも作りたいと考えています。
インバウンドの方が立ち寄りやすい立地なので、アジア圏だけではなく欧米からのお客様も増えてくれたらと思っています。
大切なのは「ヴィーガンという選択肢がある」ということだと思っています。
EIBUNが表現する沖縄そばを、海外で求められるヴィーガンの方にもおいしく、がっつり食べていただいて、満足感をもって帰ってもらうことを目指しています。

今後の展開──沖縄そばを、世界の四大麺料理へ

今後の海外展開のビジョンについて教えてください。

欧米圏への進出を目指しています。8月にハワイのカハラホテルでPOPUP出店を行い、その後はオーストラリアのメルボルン、オランダのロッテルダムとアムステルダム、スペインのバルセロナへ視察に行く予定です。
ハワイのPOPUPではもちろんMIRA-Dashiを使用させてもらっています。海外展開では味の再現性だけでなく、原料規制への対応も重要です。動物由来の原料は国や地域によって輸出条件が異なる場合があり輸出できないこともあります。その点、植物性原料でできているMIRA-Dashiは、海外展開のしやすさという意味でもありがたい存在ですね。
将来的には東京や大阪にも出店したいと考えています。ただ、まずは食の都と言われるパリやバルセロナ、メルボルン、ニューヨークなどで「EIBUNが並んでいるよ」という話題性を持って、満を持して東京に出店した方が、より日本で沖縄そばが注目され、受け入れられるのではないかなと考えています。EIBUNのブランド価値を、もうちょっと高めたい。今はその段階ですね。

ヴィーガン牛もやしそばと中村様

中村さんにとって、「沖縄そばらしさ」とは何でしょうか?

これは言語化するのが難しいですね。
僕は、うどんとラーメンの間にあるものが沖縄そばだと思っています。 使っている材料や麺、スープなど、その間にあるもの。
旨味を足しまくるとラーメンになる。研ぎ澄ましすぎるとうどんになる。
そのバランスだと思っています。僕はスープをまず飲むので、スープは重要視しています。優先順位をつけるのは難しいですけど、スープ、麺、そして全体をまとめる具。
まず、スープ自体を沖縄そばの中におさめる。麺は、ゆで麺に合うもの。具材も、沖縄そばからかけ離れないもの。食べ終わった瞬間に「沖縄そばだな」と思えるかどうか。 どんなにおいしくても、「これはラーメンだな」と思うものは沖縄そばには入らないんです。 感覚になっちゃうんですけど、うどんでもラーメンでもない満足感がある。
いつかちゃんと言語化しないといけないと思っています。まだ旅路の途中ですね。
沖縄そばを、うどん、日本そば、ラーメンと並ぶ「四大麺料理」として本気で広めていきたいと思っています。

本日は貴重なお話をありがとうございました。

この記事で使用した製品

他の記事も読む

SNSで更新・最新情報をお届け

  • YouTube
  • Instagram
  • X

フォローよろしくお願いします